正直なところ、どんなボードでも広義の意味でのエクストリームカービングをすることは、できるにはできます。ですが、世界に数多あるボードの中でも最もエクストリームカービングに適したボードはどれかと言えば、それを主目的に生み出されたボードであるSWOARDだと私は考えています。
SWOARDのユニークなところはライダーの身長と体重から最適なボードを選べるよう、セミオーダー制になっている点です。実際には身長と体重に加えて、ボード両サイドから爪先と踵がはみ出さないように足の大きさも重要になってきますが、目安としてまずは下記の表から推奨のボードを使用もしくは購入されることをお勧めします。
エクストリームカービングをする上でボードとギアのセッティング、そしてテクニックは密接にリンクしています。その一つ一つを積み重ねることで、ライダーは緩斜面から急斜面までいかなる斜度においても同一のボードで、しかも完全にレイダウンした後に滑らかにフロントサイドとバックサイドが繋がるエクストリームカービングを可能にするものと考えます。そしてボードそれらのスタート地点です。セッティングもテクニックもこの上に成り立つものです。上記を踏まえてご自身にあったボードを選択いただけるように我々は日本で試乗可能なデモボードを用意しています。
また先にSWOARDはエクストリームカービングに最適のボードと書きましたが、そのコントール性は非常に素直であり、エクストリームカービングをしないライダーも、斜度に関わらず自身の判断と技術によってターンの大きさや場合によってはスピードをコントロールすることができます。そのため初心者から上級者まで、自身のテクニックやパワーの向上に合わせてボードを変えることなく楽しめるボードです。
EXTREMECARVER GEN5 と PRO2の違い
アルペンボードには二種類ありますがその違いを三行でまとめると…
GEN5
・カーボン製で板の大きさの割に軽い。
・踏み込んだ後に弾むような跳ね返りがある。
・ラフに限界まで踏み込むと板がバタつくためより細かいコントロールが必要。
PRO2
・メタル製で標準的な重さ。
・斜面のギャップやアイシーな場面でもものともしないエッジホールド。
・ラフに限界まで踏み込んでも板はバタつかなず抜群の制振性を発揮。
感想:
個人的には日本で滑る分にはGEN5がおすすめです。
素直な操縦性であり限界付近のインフォメーションが多く感じられ、
自分の失敗がわかりやすいため自身のテクニックを成長しやすいと思います。
PRO2はその逆でラフに踏み込んでもボードがリカバーするので、
踏めば踏むだけ答えてくれるのですが、どうにもボードに助けられている感があります。
以上になります。
(写真はそのうち追加します。)
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