ボードの特性、滑り方にも関係する内容ですが、オススメのセッティングを説明していきたいと思います。あくまでEC”だけ”を行う場合のセッティングです。
内容はSWOARDの推奨と現時点での自分で色々試した結果から書いています。これからECを始めるのでどうすればいいか全く解らなかったり、セッティングに迷った時の参考になればと思います。
ちなみにフリスタのセッティングついても書いてますが、僕の場合はフリスタでもアルペンのセッティングとスタンス以外は大体一緒です。なのであまり参考にならないかも知れません…
・アングル
トゥー、ヒールサイドともボードを立てた時にブーツやビンディングが雪面にひっかからない角度にして下さい。ECは垂直近くまでボードを立てるので、ブーツのつま先やビンディングのヒールカップがボードからはみ出てるとその部分がドラグして失敗の原因になります。
アルペン:
前55度、後50度か48度くらいがSWOARDの推奨です。適切な体のローテーションを行うため、あまり極端な前振りは避けた方が無難と言えます。前振りしすぎるとヒールサイドのローテーションは入れやすくなりますが、今度はトゥーサイドのローテーションが難しくなります。その逆もまた然りです。
フリスタ:
ダックだとヒールサイドの時に体をローテーションが難しいので避けた方が良いでしょう。
爪先と踵がはみ出さないようにビンディングを前振りにすると、今度はビンディングの装着位置がボードのセンターとズレてくる可能性があります。それを避けるため結果としてセッティングは、後足のビンディングがボードのセンターに取り付けられており爪先と踵がはみ出さない位置、前足はセンター出した後に後足から+5度位が良いかもしれません。
もし余りにも前振りになり過ぎる場合は太い板に変える事も一つの選択肢です。
・スタンス
目安としてヒールサイドで正しくローテーションができる間隔のスタンスを取って下さい。
広すぎるとローテーションが難しくなり、逆に狭すぎるとローテーションは出来てもボードが曲げにくくなるのでコントロールが難しくなります。
アルペン:
目安として股下からの足の長さ(cm)に0.6掛けて出た値をスタンス幅にするのがオススメです。この式はExtremecarving.comのフォーラムのトピックに載っています。
フリスタ:
アングルを前振りにしてをセンターディスク横方向に動かしてセンターを調整しているとあまり細かくスタンスはいじれないので、最初は広めにとっておいて滑りながら体のローテーションの様子を見て調整しています。なのでネジのホールごとの調節していきます。
・オフセット(セットバック)
ボードのコンタクトエッジの中心に乗るようにします。なのでセットバックは無しがSWOARDの基本です。とは言え昨今のカービング用のボードは多少なりセットバック入っているので試しに行う分にはいつものポジションで問題ないかと思います。ただし前足に荷重しすぎるとボードが割れるかも知れないので自己責任で…
・リフトカント
SWOARDの推奨だと基本的には使いません。ハードブーツの場合だとヒールアップが気になる場合に爪先側に多少のリフトを入れた方が良いと思います。
以上になります。
僕自身がもっと上達すればその時に書く内容を更新するかもです。
そのうち写真を追加します。
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