ビッテリーターンとエクストリームカービングの違い

本項では誤解を恐れずに書いていきたいと思います。


全く同じようで全く違うのがビッテリーターンとEC(←ここ重要)。

良いとか悪いとかではなく「違い」ます(←更にここ重要)。


とは書いてみたものの、僕はECはよく知ってるつもりですがビッテリーターンはさっぱりです。何をもってビッテリーターンが出来てる、出来てないの判断ができるのか…広義の意味で言えば多少エッジが外れても寝そべった後に立ち上がって滑ってたらビッテリーターンなのかな?というのがSNSとかでビッテリーのハウツー動画を見た時の僕の感想です。間違ってたら一報ください。公式の種目にもなってるみたいなのでレッスン受けられるなら受けてみたいです、マジで。


次に一番の違いは上記踏まえると姿勢の目的が違います。ECは雪面に寝そべることを目的にしていません。重力方向に対してではなくボードの垂直方向に対して全身を使ってプッシュするためにあの姿勢になっています。特にこれは日本国外の圧雪の聴いた急斜面で速度コントロールをするために重要なテクニックです。


更に細かい話になりますが、ECはそれ自体に特化しています。ビッテリーの様に他のグラトリの間に挟むとか考えてません。一例として以下がSWOARDのECキャンプに参加いただいた方にセブさんよりお渡ししている認定証のレベル区分です。


レベル1:フロントのECができる。

レベル2:フロントのECが上手くできる。バックサイドのECができる。

レベル3:フロントのECが上手くできる。バックサイドのECが上手くできる。


インストラクターのレベル1がフロントとバックが流れるように繋がるとかになります。元は英語なのでざっくり訳してます。

レベル1をお渡しするためにはEC中(エッジが弧を描いている最中)にエッジが外れるのはよろしくないです。それをなくすためのテクニック、セッティング、エキップメントがECには存在しています。ECでは最終的にカービングと同様に途切れることなくフロントとバックが繋がる事が目標になります。

逆説的に言ってしまえばECはセッティングなど限定的な滑り方とも言えます。特にダックスタンスでは体の構造上、バックサイドのローテーションが難しく避けるようにお伝えしています。つまりECは既にどうすればできるようになるかが確立されています。ビッテリーはその点様々なボードやセッティングでトライされているので自由度は高いように見えます。


以上が違いになります。

ほとんどECについてしか書いていませんが、何かしらの理解の助けになれば幸いです。

いやいや、全然違いますよ!って意見があれば連絡いただけると嬉しいです。








エクストリームカービングジャパン

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